昨日、やっと『レオナルド・ダ・ヴィンチ展 in シアター』を観に行けました。
男女二人の司会者が、オープニングの前日に各界から観賞しに来たゲストに感想を聞いたり、
ナショナルギャラリーの館長、このダ・ヴィンチ展に携わってきたスタッフたちに話を聞いたり、
その仕事ぶりを紹介するということがメインでした。
できたら実際に観賞する前にこの映像を観ておきたかったな~と思いましたが、それは仕方ありませんね。。
この映像が撮影されたのが11月8日。私が行ったのがそのちょうど1週間後の11月15日でしたので、
その時の記憶や色々なこともまた、蘇ってきました。
私が初めて『救世主』の絵がナショナルギャラリーで観ることができると聞いたのは去年の春くらい
だったと思います。その時は、こんなにも大々的なダ・ヴィンチ展が催されるとは知らなくて、でも
この絵を実際に観てみたい・・・と、なぜだか強く思いました。
それで、ずっと部屋にこの『救世主』の絵を飾っていました(新聞の記事です^^)。
でも、なかなかその後のダ・ヴィンチ展の情報が入ってこなくて、夏にその情報を求めて、
ナショナルギャラリーに行きましたが、何の宣伝もなく、諦めて展示室でぶらぶらと絵を観賞していましたら
日本人のスタッフの方が声をかけてくださって、何かありましたらお尋ねくださいね、ということを
言ってくださったので、お聞きしたところ、『救世主』だけでなく世界中からダ・ヴィンチの絵が集まって
くるということ、すでにチケットの予約ができるようになっていて、展示室の合間にあるカウンターや
オンラインでも購入できるということ、そして、日程が決まっていたらすぐに予約した方がいいということ等を
アドバイスしてくださいました。
その後、別館(ダ・ヴィンチ展が開催されたところ)で無料の展覧会のこともお聞きして、そちらに
行った時に、柱の陰にひっそりと一枚のダ・ヴィンチ展のポスターが貼ってあるのに気が付きました。
もしかしたら本館の方にも貼ってあったのかもしれませんが、私は気が付きませんでした・・。
それが、なんとも不思議で、あまり大々的に宣伝したくないのかな(?_?)と思いました。
もし、そのスタッフの方が声をかけてくださらなかったら、オンライン予約してスムーズにこの展覧会を
観ることはできなかったでしょう。いつか、またお会いできたらお礼を言いたいです。。
映画の話に戻りますが、(以下、映画の内容のことも書いています)この展覧会は、そもそも
ナショナルギャラリーの「岩窟の聖母」の修復を終えた記念に何か企画を・・・とスタッフが発案したから
だったそうです。実際の交渉は大変だったそうですが「ナショナルギャラリーに展示されると人々の教育に
なる」と説得したそうです。でも、当初はこんなにも多くの絵が集まるとは思っていなかったとか!
そして実際に、この映画に出てくる人たちも、
「写真で眺めて勉強していたことは何だったんだろうと思うくらいに実際の絵は全く違うように見えたし
印象もまるで違った」ということを言っていました。私もそうでしたが、大勢の人がこの展覧会で
インスパイアされたことと思います。
また、この展覧会を企画したスタッフ自身が、ルーブルの「岩窟の聖母」がナショナルギャラリーに到着して
実際に比べて観た時に、あまりの違いに驚いた、と言っていたことが印象的でした。
そして、ルーブルの絵のことを、私が感じたようなことを熱く語っていたので、そうそう・・・!と嬉しく
なりました^^
ナショナルギャラリーの方は修復したばかりということもあったのかもしれませんが光のコントラストが
強く、人物の顏の描き方がまるで違っていたのです。
同じタイトルがついている絵ではありますが、全く別物であると私は思いました。
本当のダ・ヴィンチの素晴らしさを・・・ルーブルの絵を観て実感したのです。
ナショナルギャラリーの絵は修復されたばかりでしたので、額縁も変えて、その額縁を担当する係の人も
いるということやその仕事ぶりも紹介されていて、もっとしっかり見ておきたかった・・・と思いました。
(またロンドンに行けば見られますね^^)
また、ダ・ヴィンチの伝記を書いている学者が、『救世主』の絵はダ・ヴィンチの絵かどうか疑いの余地が
ある・・・と険しい表情でコメントしていて、この絵に関しては今後もずっとこういった論議がなされること
でしょうけれども、一応この絵がダ・ヴィンチのものであると認定されて世界初公開であることをうたっている
展覧会でもあるために、司会者二人が少し慌てている様子が見てとれたのが少し可笑しかったです^^;
こういったことも、私達がダ・ヴィンチの絵に惹きつけられる魅力なのでしょうね。
(私がダ・ヴィンチ展に行った時の簡単な記録は
コチラに書いてあります。)
今、東京ではダ・ヴィンチ展がありますね。『ほつれ髪の女性』の絵を観たいです。素敵でしょうね。
私が好きな絵はナショナルギャラリーの『聖アンナと聖母子、洗礼者ヨハネ』です。
ロンドンのダ・ヴィンチ展では『救世主』の絵の横の壁に飾られていました。
ダヴィンチ展で公開された絵6点が映画の公式サイトから見られます↓
http://davinci.gaga.ne.jp/gallery.htmlまた、今回の映画を観ていて、逆に実際に絵を観た時と別の印象を感じた作品がありました。
「ミラノの宮廷婦人の肖像」です。

作品を目の前にした時は、ただ単純に「美しい」と感激していたのですが、ちょっと落ち着いて
映像を通して見ると、ぞくっとするような雰囲気の表情で、もはや絵とは思えないほど、この女性の
視線から何とも計り知れない感情があふれ出てくるようで・・・。不思議な絵ですね。
ついつい長くなってしまいました。
ついでに、ナショナルギャラリーの本館の入口から向かって右手にあるカフェは昼間はいつも
混んでいることもあり、私は入ったことはないのですが、わりと美味しいと評判のようです。
朝早い時間帯に覗いたら、とても空いていましたので平日の朝はゆったりと過ごせる空間だと思います。
(11月だったのでオフシーズンだけかもしれませんが・・)。
いつか入ってみたいな~と思っています^^